寒い冬が終わりに近づきつつあるこの時期に、これからやってくる温かい春に向けて、外出の計画を立てている方は多いことでしょう。そして、寒さが緩み陽射しが強くなる季節に向けて、日傘を新調したいとお考えの方もいらっしゃるはずです。傘は壊れたときに新調するものというイメージが強いはずですが、実際には経年劣化で日傘の機能はどんどんと低下していくため、できれば年に一度は新しい傘に買い替えたいものです。そして、日傘と言えば遮光率が気になるという方もいらっしゃるはずです。
遮光率が高ければ高いほど陽射しが遮ることは出来るのは当然のことですが、「完全遮光」という、100パーセントの紫外線を遮ることの出来る傘をご存知でしょうか。もちろん100パーセントと言っても地面からの照り返しなどの紫外線を防ぐことは不可能なため、完全に日焼けをしないという訳にはいきません。ですが、JIS規格に基づいて遮光率が99パーセント以上の傘は、一級遮光傘と呼ばれており、やはりそれ以下のものよりは完全に近く紫外線をカットすることが可能です。また、紫外線対策になる傘と言えば、黒色のイメージが強いことでしょう。
ですが、黒は紫外線を吸収しやすい色であるため、陽射しは通しにくいものの熱で暑くなりやすいという点があります。そのため、単純に黒色だから優れているということはなく、自分が好きなカラーを選ぶのが一番です。服と合わせやすいという点では白やベージュなどもおすすめです。